hugoに移行した
ふとGoogle PageSpeedで自分のサイトをチェックしてみると、Google Analyticsのコードが古くなっていたりと、問題がいくつかあることがわかった。
このブログはこれまでOctopressというツールで構築していたのだが、Octopressはページ生成のrake newコマンドの仕様とか、挙動が全体的にもっさりいるところなどに違和感があったので、これを機にHugoというツールに移行してみた。
HugoはGoで書かれた静的サイト生成ツールで、ページ生成が高速であるというのがウリであるようだ。実際に試してみたところ、Octopressの複雑怪奇なページ構成と比べて、設定やサイト構成法が理解しやすく、使いやすい。先月リリースされたv0.13でpaginationもサポートされていて、機能的にも概ね困るところはなかった。
良い点をまとめると、以下の様な感じ。
- 設定ファイルがひとつだけ、設定も大した分量ではない
- 過不足なく機能が揃っており、ドキュメントもまぁまぁ充実している
- 静的ジェネレータなので、格安VPSでもそこそこのアクセスを捌ける(はず)
- Markdownで書けるので、HTMLを書くのに比べると圧倒的に楽
とは言え、CSSやHTMLをカスタマイズしていくのは手間がかかる。今回は、前のサイトから適当に移植してきたが、それでも色々面倒だった。テーマ機能は存在するが、テーマ自体があまり充実していない、というか、使い方がよくわからないテーマが多い。自分でHTMLを書くぐらいのつもりでいた方が良さそうだ。
こういうちまちました作業は楽しいのだが、年々の自由時間の減少を考えると、こういうことをできるのはもう最後かもな、とかちょっとしんみりと考えこんでしまった。